園の様子・行事報告
ジャガイモ掘りを体験させていただきました。
早速、家で、美味しいジャガイモ料理をいただきました。
6月6日(金)に、地域の方からジャガイモ掘りのお誘いを受け、4歳児の青組さんで行ってきました。
園外で活動をするのは今回が初めてで、畑に向かうバスの中から、好きなジャガイモの料理やおやつの話しで盛り上がっていました。
畑に着くと、「どこかな、どこかな」とワクワクしながら黒いビニールシートをめくると、たくさんのジャガイモが姿を見せ、子ども達のテンションはさらに上がりました。
子どもたちみんなでジャガイモを拾ったり、土の中にあるジャガイモを手で掘りました。色々な大きさや形のジャガイモを友達や保育士、畑の先生に見せて楽しい雰囲気の中での活動となりました。中には、なかなか掘れないジャガイモもあり、自然に子どもたち同士が協力し合って掘る姿もありました。
とてもたくさんのジャガイモが採れ、保育園のみんなにも持ち帰っていただき、早速ご家庭の食卓にジャガイモ料理がならび美味しかったとの声が聞かれました。
このような貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

ツマグロヒョウモンのツーちゃん
どんな成虫になるか興味津々です。
園庭を探検していると北側にあるプランターに沢山のツマグロヒョウモンの幼虫を見つけた子ども達。「せんせー!こっちにもたくさんいる!」と、大騒ぎでプランターをのぞき込んでいました。飼育ケースに入れ、みんなで観察していると「ごはん食べてるのかな?」、「ウンチしたのかな?」、「なんか、みどりの丸いのあるよ!これウンチかな?」など、発見したことや気づいたことを言葉にして盛り上る子ども達。「このこはね、ツマグロヒョウモンって名前なんだよ!」と保育士が声をかけると、少し難しく名前がうまく言えない子も多かったので、“ツーちゃん”と呼ぶことに。
「ツーちゃん、大きくなーれ♪、大きくなーれ♪」と、みんなで声をかけ、大きくなったらどうなるのか楽しみにしている様です。
「大きくなったらヘビになるんじゃない?」、「ちがうよ!バッタやよ」、それぞれ考えながら楽しく会話をしています。
次の日、ケースをのぞくと、幼虫が木の棒でぶらさがっているのを見つけました。
「せんせー!ツーちゃんブランコしとる!」、「なんでブラブラしとるんやろ」と、子ども達も不思議そうでケースの前は、ツーちゃんを見たい子で大渋滞です。
保育士が「ツーちゃんは大きくなるためにブラブラしてるから、ケースは揺らさないでね。」、「代りばんこで見ようね。」など、約束をしながらツーちゃんの成長を見守る子ども達でした。ツーちゃんのお世話から、生き物に興味や関心をもち、命の大切さに少しずつ気づけるようにしていきたいと思います。

養老の滝に行ってきました.
「“親孝行”ってどんなことかな?」をお家で考えてみました。
5月23日(金)に、空組さんは「養老の滝」に行ってきました。
園バスで養老公園まで行き、そこから歩いて養老の滝まで登りました。
途中、絵付けをされた瓢箪を見たり、流れる水の音を聞いたり、観光で来られた方々に大きな声で挨拶をしたりして歩きました。菊水泉では、湧き水に触れて水の冷たさを感じるとともに、源丞内(げんじょうない)の親孝行の話を聞きました。
養老の滝では、マイナスイオンが充満した空間で体を休め、滝の大きさや、流れ落ちてくる水の迫力に驚きました。
今回の園外保育は、養老の歴史や文化を知るだけでなく、源丞内の話をきっかけに、「親孝行ってなんだろう?」ということをお家の方と一緒に考える機会にさせていただきました。
以下は、空組さんが保護者さんと一緒に話したことを、園で話してくれた内容の一部です。
・ずっと生きていくようにする。
・自分からママ(お家に人)に優しくする。
・お家の人(パパ・ママ)が、(僕に)、“ありがとう”と言う。
・みんなに優しくする。
・みんなのことを大事にする。
・みんなの心を大事にする。
・みんな(パパ・ママ・じいじ・ばあば・弟・妹)を守る。
・お家の人(ママ・パパ)の話をちゃんと聞く。
「命」、「家族」、「友達」、「心」を大切にすること、そして、それらを「自ら」、「ずっと」といった主体的かつ継続的に行うことを、一緒に確認していただけたことを嬉しく思います。
今回のお家の方と一緒に話す機会は、お家の方の願いを園児さんが感じとり、友達を大事にしながら、毎日を大切に過ごすことに繋がっていると思いました。

イチゴの栽培を見学させていただきました。
美味しいイチゴ、ごちそうさまでした。
5月8日(木)、空組さんは、イチゴ農家の橋本さんのご厚意により、イチゴの栽培状況を見学させていただきました。
ハウスに向かう車中は、たくさんのイチゴを想像している空組さんのウキウキ感が漂っていました。園バスを降車し、ハウスに向かって歩いているとイチゴの甘い香りが風にのって、空組さんを歓迎してくれていました。
ハウスでは苗の状態の赤ちゃんイチゴや、成長を続けている白色のイチゴを見せていただきました。
苗を移植されたハウスでは、収穫間近の真っ赤なイチゴがたくさんなっていて、さらに甘い香りが空組さんを包んでくれました。空組さんは、ニコニコ笑顔で、“わーイチゴがいっぱい。あのイチゴはとっても大きいね。おいしそうだね!”と声に出していました。橋本さんからは、“摘んでもいいよ”と言っていただくと、空組からは大歓声があがりました。一人5個ずつ真っ赤なイチゴを摘ませていただき、その場でいただきました。とっても甘かったです。さらに5個ずつイチゴのお代わりをさせていただき、甘いイチゴをいっぱい食べれた空組さんは大満足でした。イチゴの栽培見学が、いつの間にかイチゴ狩りになっていました。
橋本さん、美味しいイチゴをありがとうございました。9月の苗植えも見学を楽しみにしています。

秋の遠足楽しかったです。
みんなで平田公園に行ってきました。
10月24日(木)、平田公園に秋の遠足に行ってきました。前の日は雨が降っていて、明日は大丈夫かな、と心配していましたが、当日の朝はとてもいい天気で遠足に出かけることができました。
朝から子ども達は、「遠足もう行く?」「お弁当はいっているよ!!」とにこにこ。バスの中でも隣を走る車や消防士さんを見つけて手を振ったりして楽しく過ごしていました。
公園では、ローラー滑り台や、滑り台の遊具、ターザンを楽しんだり、トンネル潜りをしたり、近くにある牛小屋にも歩いて行って、牛さんがみんなのほうを見てしっぽを振ったり、「もー」と泣いている声がすると大喜びの子ども達でした。ドームの中ではおもちゃの車に乗って楽しみました。
たくさん遊んだ後は待ちに待ったお弁当の時間。お家の方が作ってくださったお弁当をみんなにこにこで「みてみて!おにぎり!」「ぶどうある~」と喜んで教えてくれました。あっという間に食べて、おやつも食べてお弁当の時間も楽しく過ごしました。また一つ、みんなとの楽しい思い出ができましたね。

いよいよ運動会です。
園児さんの頑張りに大きな声援をお願いします。
園児さんは毎日一生懸命に鼓笛やリレー、リズム等の練習に取り組んでいます。まだまだ暑い日が多く、熱中症の心配から外での練習を控えている日が続いていますが、お家の人たちに見に来てもらえるのを楽しみに、運動会に向けて頑張っています。水分補給や休息を十分に取りながら過ごしていきたいと思います。
運動会では練習の成果を発揮できると良いですね。
保護者の皆様のたくさんの応援が何よりの力になります。ご家庭でも子ども達が頑張っている姿を聞いた時にはたくさん励ましてあげてください。当日は元気いっぱい頑張る子ども達に大きな声援をお送りください。そして頑張った子ども達を褒めて抱きしめてあげてください。きっと大きな自信へと繋がり、心と体を大きく成長させてくれるでしょう。楽しい運動会になるように職員も一丸となって頑張ります。

手作りの船で遊びました。
どんな船が浮かぶかな。
保育園での遊びは、小学校で学ぶ科学等の世界にも繋がります。
楽しい水遊びを視野に入れながら、青組の園児さんは、廃材を用いて船作りを行いました。
はじめは、子ども達が思い思いの素材を選び、発泡スチロールのトレイを選ぶ子や、お菓子の箱を選んで、水に浮かぶ船をイメージしながら作りました。いよいよ作品を水に浮かべてみました。
向こう岸まで沈まずに進むかと思いきや、途中で沈没する船もあり、自信満々の園児さんも、意気消沈。思わず、うつむいてしまいました。
でも、先生や友達との話し合いの中で、紙が水を吸って重くなったり、水がお菓子の箱の中に入ってしまう等、沈んでしまった理由が分かり、今度は、沈まない船をつくろうと、発泡スチロールやプラスチックのトレイを船体に使い、さらにヤクルトやゼリー等の空き容器等で煙突をつけて、豪華客船のような船が出来上がりました。
再度のチャレンジです。改めて船を水に浮かべてみました。ドキドキした心と体は、沈まない船を見てガッツポーズの姿に変身しました。青組の園児さんが作った船は、プールで浮かべて、みんなで遊びました。
失敗が成功につながる過程には、“一緒に考え、一緒に工夫し、一緒に問題を乗り越えていく”といった、今後の生活にとって、とても必要な経験があり、これを積み重ねることが、科学への興味、学ぶことの面白さ、自ら学ぶといった、大切な素地となることが改めて確認できました。

しもがさ神社の製作について
たくさんお願い事しちゃいます。
空組の園児さんは、地域のお祭りや養老カルタを体験し、「神社」に興味が湧き、作ってみたいとの気持ちが芽生えました。
当初は、写真を見たりして社を作っていましたが、“実際に神社を見てみたい”、“お話を聞いてみたい”との気持ちも芽生え、そこで、五社神社を訪問し、宮司さんの森川さんから、神社のお話や、神様へのお願い事の仕方などを教えていただきました。
園に戻ってからは、教えていただいたことを思い出したり、訪問した時に撮影した写真を見たりして、一枚の段ボールから、立体的な神社を完成させ、賽銭箱や鳥居、リアルな狛犬、お願い事を伝えた後に振る“鈴”もつくりました。見事に2階遊戯室を神聖な空間に装飾してくれました。
あとは、森川宮司さんに教えていただいた通り、自分の住所と名前、そしてお願い事を言って、お祈りをすることになります。
全園児さんが親子で参加される夏祭りでは、みんな、色々なお願い事をされたことでしょう。
あらためて、空組さんの想像力や心を一つにして、夢中になって作り上げる姿に頭が下がります。
空組さんの姿は、国が求める「知識・技術の基礎」、「思考力・判断力・表現力」、「学びに向かう力・人間性」の習得そのものを、自ら証明してくれているようです。

プール遊びを楽しんでいます。
冷たい水が気持ちいいです。
園庭の木々には蝉が鳴き、夏本番を知らせています。この厳しい暑さの中でも子ども達は、元気一杯、過ごしています。プール遊びではシャンプーや洗剤の空き容器を水鉄砲にして遊んだり、大きい組の子は、水中に顔をつけることができるようになりました。ワニの格好でプールを端から端まで速く移動する“ワニさん競争”という遊びもしています。小さい組の子は、顔に水がかかっても手のひらで拭って笑顔一杯です。中には、水しぶきがかかって逃げ出す子もいますが、この夏のプール遊びで何とか克服できないものかと、いろいろ挑戦中です。連日、熱中症警戒アラートが発令され、異常な暑さが続いております。プール遊びを中止させていただく日も出てきますが、園児さんの体調や安全を最優先にさせていただきたいと考えています。

七夕まつりを行いました。
短冊にたくさんの願いを書きました。
7月4日(木)、七夕まつりを行いました。
「大きくなったらなりたい夢」、「行ってみたい所」、「食べたいもの」等、子どもたちの夢がいっぱいのかわいい願い事が書かれた短冊や、一生懸命作った笹飾りを、赤組、桃組さんは先生と一緒に、黄組さんは空組のお兄さん、お姉さんに教えてもらいながら、青組さんは自分たちの力で、頑張って、一つ一つ結んでいきました。
きれいに飾りをつけ終えた竹を「せーの!」で起こすと天にも届きそうな高い竹を見上げて子ども達から「わー!」「すごい!」「きれい!」等の声が上がり拍手が起こりました。
七夕の伝説など、物語を聞くような風習は年々、少なくなってきているように感じます。日本古来から伝わるお話や風習を子どもたちにも伝え続けていきたいと思います。
