園の様子・行事報告
しもがさ神社の製作について
たくさんお願い事しちゃいます。
空組の園児さんは、地域のお祭りや養老カルタを体験し、「神社」に興味が湧き、作ってみたいとの気持ちが芽生えました。
当初は、写真を見たりして社を作っていましたが、“実際に神社を見てみたい”、“お話を聞いてみたい”との気持ちも芽生え、そこで、五社神社を訪問し、宮司さんの森川さんから、神社のお話や、神様へのお願い事の仕方などを教えていただきました。
園に戻ってからは、教えていただいたことを思い出したり、訪問した時に撮影した写真を見たりして、一枚の段ボールから、立体的な神社を完成させ、賽銭箱や鳥居、リアルな狛犬、お願い事を伝えた後に振る“鈴”もつくりました。見事に2階遊戯室を神聖な空間に装飾してくれました。
あとは、森川宮司さんに教えていただいた通り、自分の住所と名前、そしてお願い事を言って、お祈りをすることになります。
全園児さんが親子で参加される夏祭りでは、みんな、色々なお願い事をされたことでしょう。
あらためて、空組さんの想像力や心を一つにして、夢中になって作り上げる姿に頭が下がります。
空組さんの姿は、国が求める「知識・技術の基礎」、「思考力・判断力・表現力」、「学びに向かう力・人間性」の習得そのものを、自ら証明してくれているようです。
プール遊びを楽しんでいます。
冷たい水が気持ちいいです。
園庭の木々には蝉が鳴き、夏本番を知らせています。この厳しい暑さの中でも子ども達は、元気一杯、過ごしています。プール遊びではシャンプーや洗剤の空き容器を水鉄砲にして遊んだり、大きい組の子は、水中に顔をつけることができるようになりました。ワニの格好でプールを端から端まで速く移動する“ワニさん競争”という遊びもしています。小さい組の子は、顔に水がかかっても手のひらで拭って笑顔一杯です。中には、水しぶきがかかって逃げ出す子もいますが、この夏のプール遊びで何とか克服できないものかと、いろいろ挑戦中です。連日、熱中症警戒アラートが発令され、異常な暑さが続いております。プール遊びを中止させていただく日も出てきますが、園児さんの体調や安全を最優先にさせていただきたいと考えています。
七夕まつりを行いました。
短冊にたくさんの願いを書きました。
7月4日(木)、七夕まつりを行いました。
「大きくなったらなりたい夢」、「行ってみたい所」、「食べたいもの」等、子どもたちの夢がいっぱいのかわいい願い事が書かれた短冊や、一生懸命作った笹飾りを、赤組、桃組さんは先生と一緒に、黄組さんは空組のお兄さん、お姉さんに教えてもらいながら、青組さんは自分たちの力で、頑張って、一つ一つ結んでいきました。
きれいに飾りをつけ終えた竹を「せーの!」で起こすと天にも届きそうな高い竹を見上げて子ども達から「わー!」「すごい!」「きれい!」等の声が上がり拍手が起こりました。
七夕の伝説など、物語を聞くような風習は年々、少なくなってきているように感じます。日本古来から伝わるお話や風習を子どもたちにも伝え続けていきたいと思います。
ひなまつり生活発表会が開催されました。
園児さんの成長を一緒に喜び合えました。
2月24日に開催されました生活発表会、大きな拍手・声援ありがとうございました。大勢の観客の中に、パパ、ママを見つけても誰も泣き出すことなく、どの子も自信満々リズムに合わせてかわいいダンスを見せてくれた0.1歳児。「ありがとうの花」に合わせて力強くタンバリンを打つ2歳児。懐かしい曲に合わせて思い切り体を動かす3歳児。神妙な表情で難しい動きをこなす4歳児。そして堂々と「空組オリジナル赤ずきんちゃん」を演じた5歳児。みんな本当に素敵でした。充実した保育園生活で、子どもたちが心豊かで頼もしく育ってくれたことが私たち職員の誇りです。みんなありがとう。
JA養老南支店を訪問し、新米の御礼を伝えました。
田植えや稲刈りの体験、そして美味しい新米、ありがとうございました。
毎年、笠郷地区環境保全対策協議会さんよりお招きをいただき、笠郷小学校の田植えや稲刈りに合わせて田圃に伺います。田圃では、田植え機に乗せていただいたり、稲刈りのコンバインに乗せていただいたり、お米の収穫の貴重な体験をさせていただいています。その後は、採れた新米をいただきます。
今年も採れたての新米を給食室で炊飯し、園児さんと職員でいただきました。園児さんからは、「お米ピカピカ光っている。」や「モチモチしてとっても美味しい。」などの声が聴かれ、お櫃にいれた新米をお代わりしたり、おにぎりを作ったりして食べました。とても美味しかったです。
そのお礼を伝えたく、令和6年1月19日にJA養老南支店を訪問しました。園児さんから、「新米をいただきありがとうございました。」、「とても美味しかったです。」、「今年もお米作りを見せてください。」、と感謝の気持ちを伝えました。
このような機会は、園生活における「食育」の面からも大切な経験であり、「いただきます」の意味を知るとても貴重な機会でもあります。JA養老南支店さん、笠郷地域環境保全協会さん、今後も、引き続きよろしくお願い致します。
地域の方をお招きし、交流会を開催しました。
おじいちゃんおばあちゃん、楽しい時間をありがとう。
笠郷地域創生自治町民会議の健康福祉部会とコラボして、令和6年1月16日に地域のおじいちゃんおばあちゃんを保育園にお招きし、伝承遊びを行いました。
交流会には30名の方が参加され、会の初めに、能登半島地震で犠牲になられた方々に黙祷を行い、その後、朝の会を経て、0,1,2歳児との「歌と手遊び」、3歳児との「わらべうた遊び」、4歳児との「福笑い」、5歳児との「養老カルタ」を楽しみました。
0,1,2歳児さんとの遊びでは、おじいちゃんやおばあちゃんが小さな園児さんと手をつないで歌を歌ったり、膝の上にのせて一緒に歌ったりと、心温まる様子が見られました。3歳児さんとの遊びでは、歌に合わせて変化する振り付けを、園児さんの動きをしっかり見ながら、一生懸命に合わせようとするおじいちゃんやおばあちゃんの姿が見られ、息があった振り付けに喜びを感じました。4歳児さんとの遊びでは、目隠しをして作り上げた“ひょっとこ”や“おたふくさん”の顔を見て、たくさんの笑い声が会場内に響き渡っていました。5歳児さんとの遊びでは、カルタ取りに真剣勝負のおじいちゃんやおばあちゃんの姿があり、一人で22枚のカルタをとった園児さんや7枚のカルタをとったおじいちゃんに祝福の拍手が沸き起こっていました。
最後に老人会長の藤枝さんよりお礼の言葉をいただきましたが、あらためて、このような普段は会えない方々と触れ言う機会は、地域が助け合って成長することや不測の困難が起こった時に助け合って乗り越えていくための大切な基盤を作るものだと思いました。
貴重な機会を園児さんにいただきありがとうございました。
空組ツリータウンが完成しました。
年下の園児さんと一緒にオリジナルの世界を楽しみました。
空組さんが廃材を用いて作った「空組ツリータウン」が完成しました。
当初は囲いだけだったお家がお化け迷路ハウスに変身し、自動販売機がケーキ屋さんやお菓子屋さんに発展し、段ボールの積み積みゲームがキッチンに発展し、新たにコンビニが加わり、そこにシンボルとなるツリーが完成し、空組ツリータウンが出来上がりました。
制作の過程では、空組さん一人一人が主体的に関わり、「今日はここまで出来たから、明日はこの部分を作ろう」、「じゃぁ、私はこれを作る。ぼくはここを作る」などの話し合いが、自然と行われ、オリジナルの大作が完成しました。
また、完成後は年下の園児さんを招いて一緒に遊ぼうとの気持ちをクラス全体で共有しており、ツリータウンには年下の園児さんが楽しめる仕掛けも随所に見られます。
11月9~10日に年下の園児さんを招待し、全園児さんそして全職員が空組ツリータウンを一緒に楽しみました。
先を見越し、計画を立てて、クラスの全員が協力して目標に向かって取り組む、素晴らしい姿を5歳児の空組さんが見せてくれました。とても嬉しくなります。
養老公園100周年の植樹式で鼓笛を披露させていただきました。
空組青組園児さんの息があった演奏が素敵でした。
養老公園の県営指定100周年を記念する植樹式のオープニングに、空組21名と青組12名の計33名が鼓笛演奏で参加をさせていただきました。
植樹式当日までに2回、養老公園を訪問し、事前練習をし、当日を楽しみにしていました。
式当日は岐阜県庁の新庁舎が見えるほどの素晴らしい晴天にも恵まれ、空組・青組の園児さんは心を一つにして、息の合った演奏を披露しました。
園児さんやそのご家族にとって、生涯記憶に残るような機会をいただけましたことに厚くお礼申し上げます。
主催者であります岐阜県様、養老公園関係者の皆様、本当にありがとうございました。
楽しかった、夏祭り
手作りの夏祭りを親子で楽しみました。
8月5日(土)に夏祭りを開催しました。
今年は数年ぶりに保護者の方にも一緒に参加していただき賑やかな夏祭りとなりました。
輪投げ、ヨーヨーつり、的あて、お菓子すくい等の遊びコーナーでは空組のお友達がお店屋さんになりきって、「いらっしゃいませ~」と呼び込みをしたり、たくさん話しかけて遊びコーナーを盛り上げてくれました。
「見ててね」とお家の人にアピールしながらコーナー遊びをまわる子ども達。楽しそうな声と笑顔であふれていました。
写真スポットでは、大きな花火の前でハイポーズ!満面の笑みでパシャリ。みんなのわくわくがたくさん伝わってきました。
二階にあがると、空組さんが作った曳山を見て「わぁ~」「すごーい」「かっこいい」と歓声があがりました。曲が流れるとお祭り気分も盛り上がり、みんなで円になって元気に盆踊りも楽しみました。
子どもたちと一緒に作り上げた夏祭り、お家の人たちと楽しいひと時が過ごせて夏の思い出の一つとなりました。
高田まつりの曳山を見学させていただきました。
園児さん共同制作の曳山が、下笠保育園の夏祭りでお披露目されます。
6月27日に、高田まつりでお披露目される曳山(林和靖曳山:岐阜県重要有形民族文化財)を見学させていただきました。
きっかけは、園で覚えた養老カルタ「美しき 曳山彩る 高田まつり」と、5月20~21日に開催された高田まつりを楽しんだ5歳児の園児さんが、“曳山”に興味を持ち、自分たちも曳山を作ってみたいとの思いが相応したことによるものです。
作り始めると、曳山の細部のつくりが分からず、「もう一度近くで見てみたい」、「曳山のお話を聞いてみたい」との気持ちがあふれ出し、ご縁あって、地元の高岡さんに相談したところ、快く承諾して下さり、高さ6mもある曳山、その曳山で踊るからくり人形等を見せて下さり、神様が休憩される御旅処など、いろいろなお話を聞かせていただきました。
園児さんは、高岡さんの話を夢中に聞き、曳山の大きさ、龍が彫刻されていることや、金箔や漆、螺鈿が施された豪華絢爛な飾りに驚きの表情を浮かべていました。
現在、5歳児の園児さんが、高岡さんに教えていただいたことや見せていただいた曳山をイメージし、下笠保育園オリジナルの曳山を製作しています。
8月に開催される下笠保育園の夏祭りでお披露目となります。園児さんが作った曳山を中心に、親子での盆踊りが予定されていますので、今から楽しみにしていてください。
高岡さん、お忙しい中、園児さんにいろいろと教えていただきありがとうございました。
